こんにちは、カーセレクトガイド運営者の英二です。
人気のコンパクトSUVであるホンダのヴェゼルは、2021年に2代目へフルモデルチェンジし、2024年にはマイナーチェンジも実施されたことで、次回の動きが気になっている方も多いのではないでしょうか。
特に、次の3代目とされるフルモデルチェンジはいつなのか、2026年なのか2027年以降なのか、またスパイショットとされる情報をどこまで参考にできるのかは、購入を検討するうえで気になるポイントです。
フルモデルチェンジ前の現行型を今選ぶべきか、それとも新型を待つべきか判断するには、これまでのモデルチェンジの歴史や、2024年のマイナーチェンジ前後の違いも整理しておく必要があります。
そこで今回は、次期型ヴェゼルの登場時期に関する予想の見方から、現行型の変更点や魅力、購入判断のポイントまで、これまでの情報をもとに分かりやすく解説していきます。
記事のポイント
- 次期型ヴェゼルの登場時期に関する最新の予想と具体的な根拠
- 2026年説と2027年以降説のそれぞれの背景と現実的な可能性
- 直近のマイナーチェンジによる現行型の変更点と仕様の比較
- 現行型を買うべき人と次期型を待つべき人の具体的な判断基準
ヴェゼルのフルモデルチェンジは2026年か2027年か?

こちらのセクションでは、次期ヴェゼルの登場時期に関する様々な見解や、過去のモデルチェンジの傾向から紐解く予想について詳しく解説していきます。
いつ買い替えるべきかの参考にしてみてください。
- フルモデルチェンジを2026年にする噂
- 2027年にフルモデルチェンジする説
- フルモデルチェンジの歴史を振り返る
- フルモデルチェンジはいつになるのか予想
- ヴェゼル:次回のホンダ戦略
- ライバル車との比較
フルモデルチェンジを2026年にする噂

ネット上の一部では「2026年中にフルモデルチェンジするのではないか」という声も見受けられます。

しかし、私の見解としては2026年のフルモデルチェンジは可能性がかなり低いと考えています。
その最大の理由は、現行型が2024年4月にマイナーチェンジを実施し、さらに2025年10月にはスポーティータイプである「e:HEV RS」を新たに追加したばかりだからです。
(出典:Honda企業情報サイト『「VEZEL」に新グレード「e:HEV RS」を設定し発売』)
自動車メーカーの通例として、専用装備を持つ新グレードを追加した直後のわずか1年足らずで、車両を全面刷新することは開発コストの回収や販売戦略の観点から考えにくいものです。
2025年秋に投入されたe:HEV RSは、専用のローダウンサスペンションや専用内外装を備え、さらには4WD設定まで用意されたモデルです。
このような背景を踏まえると、2026年は現行型が持つ高い完成度と豊富なグレード体系をフルに活かし、安定して市場へ供給を継続する「熟成の販売期間」になるのが自然な流れと言えるでしょう。
そのため、2026年中の全面刷新は見込みにくいと私は判断しています。
2027年にフルモデルチェンジする説
2026年の可能性が低いとなると、次に浮上してくるのが「2027年説」です。
自動車メディアや予想サイトでも、次期型の登場時期を「2027年度」あるいは「2027年〜2028年」とする見方が出ています。
この背景には、ホンダが発表したグローバルでの経営方針が深く関わっています。
ホンダはEV投資を見直しつつ、足元で需要と収益性が見込めるハイブリッド車へと開発リソースを再配分する現実的な路線へと大きく舵を切りました。
2027年からは順次「次世代ハイブリッドモデル」を展開する計画が打ち出されており、さらに2028年以降は新型ヴェゼルを皮切りに、次世代ハイブリッドと次世代ADASを搭載したモデルを展開する、と見るのが最も公式情報に沿ったシナリオと言えます。
この2028年以降という期間は、ホンダが四輪事業の再構築を進める中期の事業計画とも見事に合致しており、新開発されるパワートレインや先進安全技術を広げる先陣役として、ヴェゼルに大きな期待が寄せられているのです。
詳細な事業方針については、メーカーが提示するオフィシャルな資料に目を通すとより理解が深まります。
(出典:Honda企業情報サイト『2026 ビジネスアップデート 説明概要』)
フルモデルチェンジの歴史を振り返る


ここで一度、これまでのヴェゼルの歴史を振り返ってみましょう。
過去の歴史を知ることは、次期モデルの予想を立てる上で非常に役立ちます。
初代ヴェゼルは2013年12月に誕生し、SUVの力強さ、クーペのあでやかさ、そしてミニバン並みの使い勝手を融合したパッケージングで一時代を築きました。
その後、2021年4月に現行型となる2代目の全面刷新へとバトンを繋いでいます。
2代目では独自のセンタータンクレイアウトによる広大な室内空間を受け継ぎつつ、2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を主役に据え、モダンでクリーンなスタイリングへと劇的な変貌を遂げています。
これまでの流れを整理すると、初代は約7年4カ月のロングライフを保ち、その中間地点で大がかりな改良を挟んだことが分かります。
以下に、初代から現在に至るまでの重要なマイルストーンを一覧にまとめました。
| 年月 | 出来事 |
|---|---|
| 2013年12月 | 初代ヴェゼル発売(SUV・クーペ・ミニバンの融合として支持を獲得) |
| 2018年2月 | 初代マイナーチェンジ(Honda SENSINGの全タイプ標準装備化など) |
| 2021年4月 | 2代目(現行型)ヴェゼル発売(e:HEV搭載、水平基調デザインへの刷新) |
| 2024年4月 | 2代目マイナーチェンジ(フロントグリル変更、HuNTパッケージ追加など) |
| 2025年10月 | スポーティータイプ「e:HEV RS」追加 |
(出典:Honda企業情報サイト『クルマ製品アーカイブ 「VEZEL」』)
フルモデルチェンジはいつになるのか予想


現時点(2026年5月)で、ホンダ公式から「次期ヴェゼルがいつ発売されるか」という具体的な発売日までは発表されていません。
そのため、今後の動向の細部はあくまで過去の販売サイクルや市場の状況からの予想となります。
自動車業界の一般的なフルモデルチェンジのサイクルは約6〜7年がひとつの目安と言われています。
初代ヴェゼルから2代目への移行期間は約7年4か月でした。
これを現行の2代目(2021年4月発売)に単純に当てはめると、次回のフルモデルチェンジは2028年前後になるという計算が成り立ちます。
しかし、昨今のコンパクトSUV市場の競争は激化の一途をたどっており、メーカー側も商品鮮度を保つために時期を調整してくる可能性も否定できません。
そのため、より現実的な予測ラインとして、2027年後半から2028年初頭にかけてのタイミングに注目が集まっているのです。
ヴェゼル:次回のホンダ戦略


次回のフルモデルチェンジに向けて、ホンダは次世代パワートレインと新たな技術基盤の準備を進めています。
次期型ではガソリンエンジン専用モデルよりも、新世代e:HEVを搭載したハイブリッド中心のモデル展開へと移行することが見込まれています。
これにより、ブランド全体の環境性能底上げと生産の効率化を同時に達成する狙いがあります。
また、日本市場においては2028年に軽自動車の絶対王者である「N-BOX」のEV版を投入する計画があり、このBEV戦略と次世代ハイブリッド戦略(次期ヴェゼル)を両輪として展開することで、盤石な事業基盤を築こうとしています。
さらに、ホンダがEV開発で培ってきたバッテリーのマネジメント技術やモーター制御のノウハウも、次世代e:HEVや電動化技術へ活かされてくると見られています。
次回の刷新は単なる外観の変更に留まらない、ホンダの電動化技術を象徴する一台となるでしょう。
ライバル車との比較


コンパクトSUV市場は激戦区であり、トヨタの「ヤリスクロス」や「カローラクロス」といった手強い競合車種が存在します。
他メーカーが次々と新型を投入したり改良を行ったりする中で、ホンダも商品力を維持しなければなりません。
ヤリスクロスは優れた燃費と小回りの利きやすさが武器ですが、ヴェゼルは後席のゆとりある居住性と車内の心地よさで独自の魅力を打ち出しています。
また、荷室容量で存在感のあるカローラクロスに対しても、ヴェゼルは流麗なクーペライクのデザインと、後席の座面を跳ね上げる「チップアップ機能」による空間アレンジ力で明確な差別化を図っています。
次期型ヴェゼルがこれらの競合を突き放すためには、現行型の美点である広い室内空間をさらに磨き上げつつ、燃費性能をどれだけトヨタのハイブリッド勢に近づけられるかが鍵となるでしょう。
購入時の比較検討で後悔しないためにも、各車のキャラクターの違いを頭に入れておくことが大切です。
ヴェゼルのフルモデルチェンジは2026 or 2027?予想からの購入戦略


後半のセクションでは、3代目となる次期型ヴェゼルで予想される進化の内容や、現行型のマイナーチェンジの詳細、構造的な違いの比較、そして最終的に今買うべきか待つべきかの判断基準についてお伝えします。
- フルモデルチェンジで3代目の進化点
- ヴェゼルのスパイショット情報
- マイナーチェンジでの主な変更点
- マイナーチェンジ前後の仕様を比較
- フルモデルチェンジ前に今買うメリット
- 中古車や未使用車でお得に購入する方法
フルモデルチェンジで3代目の進化点
もし2028年前後に3代目となる次期型ヴェゼルが登場した場合、どのような進化を遂げるのでしょうか。
現在のホンダの技術戦略から、以下のようなアップデートが期待されています。
新開発エンジンとエモーショナルな走り
次世代e:HEVには、1.5L直噴アトキンソンサイクルエンジンを含む新世代のハイブリッド技術が採用される見込みです。
これにより、次世代プラットフォームや新開発の電動AWDユニットとの組み合わせで、システム全体で10%以上の燃費向上が期待されています。
さらに、新型プレリュードから搭載が始まる「Honda S+ Shift」の導入により、ハイブリッド車でありながら有段変速機のような心地よいエンジンサウンドの変調と、ドライバーの意思にシンクロする鋭い駆動レスポンスが手に入りそうです。
電動AWDとパッケージングの拡張
従来の機械式AWDとは異なる、新開発の「電動AWDユニット」の採用が見込まれています。
路面状況やコーナリング時の荷重変化に合わせて駆動力を緻密に制御することで、雪道だけでなく乾燥路面でも上質で爽快な走りを発揮します。
次世代プラットフォームの採用により、後席の快適性もさらに引き上げられるでしょう。
ヴェゼルのスパイショット情報


次期型が気になって「スパイショット(開発中のテストカーの隠し撮り画像)」を探している方も多いと思いますが、2026年5月現在、次期型ヴェゼルの確実なスパイショットは確認されていません。
ヴェゼルは世界戦略車であるため、欧州や北米市場で「HR-V」として走っている異なるボディのテストカーや、中国市場などで先行公開されているEVモデルの画像が、日本の次期型ヴェゼルであるかのようにネット上で紹介されているケースもあります。
また、自動車雑誌などのクオリティの高い「予想CG」を、本物のリーク画像と誤認してしまうケースもあります。
確証のない画像情報に惑わされて購入のタイミングを逃したり、間違った判断をしてしまったりしないよう、情報の出所には十分に注意し、確実な新車情報はホンダの公式サイトでこまめにチェックするようにしましょう。
マイナーチェンジでの主な変更点


次期型を待たず、現行型の購入を検討するのであれば、最新のマイナーチェンジで何が変わったのかを確認しておくことが欠かせません。
2024年4月の改良では、フロントグリルとフロントバンパーが、より存在感のある新デザインへと変更され、リアコンビネーションランプもオールLED化と水平基調の2段グラフィックへと刷新されました。
これにより、都会的で洗練されたエクステリアに磨きがかかっています。
機能面では、渋滞時のステアリングアシストを行う「トラフィックジャムアシスト」や、配光をきめ細かく制御する「アダプティブドライビングビーム」などが追加され、予防安全性能が大幅に強化されました。
また、インテリアのセンターコンソールが前席のどちらからでも使いやすい2段形状に見直され、実用性が向上しています。
さらに、2025年10月には機械式立体駐車場への入庫に配慮した全高1,545mmの「e:HEV RS」も加わり、RS専用ローダウンサスペンションによって、走りにこだわるユーザーへの選択肢も用意されました。
(出典:Honda企業情報サイト『「VEZEL」をマイナーモデルチェンジし発売』)
マイナーチェンジ前後の仕様を比較


中古車を含めて検討している方のために、マイナーチェンジ前の前期型(2021年〜2024年3月)と後期型(2024年4月〜)の主な違いを比較表にまとめました。
前期型の「e:HEV PLaY」はFFしか選べず、パノラマルーフや個性的な2トーンカラーを求める4WDユーザーを悩ませていましたが、後期型では「e:HEV Z」の「PLaYパッケージ」へと再設定され、待望のAWD(全輪駆動)が選択可能になりました。
| 比較項目 | 前期型(2021年〜2024年3月) | 後期型(2024年4月〜現在) |
|---|---|---|
| フロントデザイン | ボディ同色のルーバーグリル | フロントグリルとフロントバンパーを変更 |
| グレード構成 | e:HEV X、Z、PLaY など | e:HEV X、Z、Z PLaYパッケージ、HuNTパッケージ、RS(2025年追加) |
| 安全・運転支援 | Honda SENSING | トラフィックジャムアシスト、急アクセル抑制機能などが追加 |
| AWD設定 | PLaYグレードはFFのみに限定 | PLaYパッケージやRSを含め、幅広いタイプでAWDが選択可能 |
フルモデルチェンジ前に今買うメリット


「フルモデルチェンジ前に現行型を今買うべきか、それとも待つべきか」という疑問に対する私の結論は、ユーザーが車に何を求めるかによって明確に分かれます。
現在のモデルは度重なる改良を経て「熟成の極み」に近づいており、新型登場直後のような未知の仕様変更に悩まされにくいという安心感があります。
また、次期型は次世代パワートレインや次世代ADASといった先進機能が盛り込まれる反面、現行の価格帯から価格上昇が起こる可能性もあります。
「そこまでの最新機能は必要ない」「予算を抑えて信頼性の高いコンパクトSUVに乗りたい」というコストパフォーマンスを最優先する方にとっては、熟成が進んだ現行型を今このタイミングで手に入れるメリットは非常に大きいと言えます。
現行型を「今買うべき」人
- 車検のタイミングなどで、1年以内に新しい車が必要な人
- マイナーチェンジを経て熟成された車に乗りたい人
- HuNTパッケージやe:HEV RSなど、現行型のデザインや仕様が気に入っている人
(出典:Honda公式サイト『ヴェゼル|Honda公式サイト』)
中古車や未使用車でお得に購入する方法


新車の長納期を避けたい方や、少しでも初期費用を抑えたい方にとって、中古車市場や登録済未使用車を狙うのは賢い選択です。
現在、市場全体のヴェゼル中古車の平均車両本体価格は、掲載媒体によって差はあるものの約244万円前後で推移しています。
さらに、販売店がナンバー登録だけを行った走行距離数km〜数十kmの登録済未使用車であれば、支払総額300万円台前半から状態の良い後期型が見つかるケースもあります。
ここで重要なのが、売却予定の車がある場合のリスクマネジメントです。
次期型を待つために2年近く現在の車に乗り続けると、その間に下取り価値が下落してしまうリスクがあります。
トータルの出費を抑えるという意味では、下取り価格が高いうちに、完成された現行の後期型(未使用車や低走行車)へスピーディーに乗り換えてしまう方が、結果的に経済的なメリットが大きくなるケースもあるのです。
(出典:クルマーノ『ホンダ ヴェゼルの中古車在庫一覧』)
https://kuruma-no.com/usedcar/search/brand-honda/car-vezel/
※これらの中古車相場や下取りに関する数値データはあくまで2026年5月時点の一般的な目安ですので、最終的な購入判断や詳細な見積もりについては、信頼できる中古車販売店や専門家にご相談ください。
まとめ:ヴェゼルのフルモデルチェンジ、2026年や2027年の結論
いかがでしたでしょうか。
次期ヴェゼルの登場時期やフルモデルチェンジの可能性について、皆さんの不安や疑問は解消されましたでしょうか。
現段階では、2026年中のフルモデルチェンジが敢行される可能性は非常に低く、ホンダのグローバルなハイブリッドシフトの方針や過去の販売サイクルに照らし合わせても、2028年以降に次期3代目が登場するという見方が、最も公式情報に沿った有力な予測となっています。
クラスの常識を覆すテクノロジーと走りの楽しさを凝縮して登場するであろう次期型をじっくり待つのも素晴らしい選択ですし、一方で、デザイン・安全性・実用性のすべてにおいて熟成の域に達し、多彩なグレード展開で今すぐ乗れる現行後期型を相棒にするのも間違いなく魅力的な選択です。
この記事でお伝えした情報や予測数値はあくまで一般的な目安として受け止めていただき、正確な最新情報は必ずホンダの公式サイトをご確認の上、最終的な判断はお近くのディーラーなどの専門家にご相談して決定してください。










