東京オートサロン2026で発表され、プロトタイプとして姿を現したGRヤリス MORIZO RRは、GRヤリスの中でも特別な存在として注目を集めています。
国内限定100台という希少性に加え、MORIZO RRならではの走行性能や専用装備が与えられているため、価格やスペック、馬力はもちろん、2026年春以降に予定されている抽選がいつ始まるのか、GR appでの申し込みや予約の方法はどうなるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
また、KINTOで扱われたモリゾウセレクションと比べてどのような違いがあるのか、後部座席の有無や実用性まで含めて確認しておきたいところです。
この記事では、GRヤリス MORIZO RRの購入を検討している方や、通常モデルとの違いを知りたい方に向けて、現時点でわかっている価格まわりの情報から抽選販売の見通し、主要スペックまでわかりやすく整理していきます。
記事のポイント
- GRヤリス MORIZO RRの未公表価格と価値を裏付ける専用装備の詳細
- 日本国内100台限定の抽選に参加するための必須アプリと申し込み手順
- GR-DATを軸にニュル仕込みの走行性能を引き出す専用装備
- 過去の限定モデルの相場から慎重に見るリセールバリューの展望
GRヤリス MORIZO RRの価格の見通しと基本情報

ここでは、GRヤリス MORIZO RRの成り立ちから、標準モデルとは一線を画すプレミアムな仕様、そして価格の妥当性を支える技術的背景について、私の見解を交えて詳しく解説していきます。
- MORIZO RRとは何か
- 限定100台の希少な価値
- MORIZO RRのスペック
- MORIZO RRの馬力
- MORIZO RRの後部座席
- 過去のモリゾウセレクションの価格
MORIZO RRとは何か

GRヤリス MORIZO RRの最大の特徴は、トヨタ自動車の会長でありマスタードライバーでもある豊田章男氏、すなわち「モリゾウ」とともに、世界でも過酷なニュルブルクリンク24時間耐久レースへの参戦で得た経験が、市販予定の特別仕様車に凝縮されている点にあります。
単なる名前貸しの特別仕様車ではなく、実際にレースの現場で「ドライバーが安心して踏み込める車とは何か」を追求して生まれた、血の通った一台なのです。
特にこのMORIZO RRにおいて象徴的なのが、実戦で鍛えられた新開発の8速AT「GR-DAT」の採用です。
私たちが普段運転する中で、シフト操作に気を取られずステアリングとペダル操作に集中できるのは、大きな安心感と高揚感に繋がります。
開発の過程では、モリゾウ氏とともに走り込みを行い、サスペンションの減衰力やハンドルの操作感(EPS制御)に至るまで、徹底的に磨き上げられました。
モータースポーツを起点とした「もっといいクルマづくり」を体現した、トヨタの良心の塊と言えるでしょう。
まさに「“ニュル仕込み”の走り」を公道で味わえる、稀有な存在なのです。
(出典:トヨタ自動車「『GRヤリス MORIZO RR』を発表」)
限定100台の希少な価値

日本国内における販売台数がわずか限定100台であるという事実は、この車の希少価値を決定づける極めて重要な要素です。
過去に登場したGRMNヤリスが500台限定であったことを考えると、その5分の1という極端な少なさは、手に入れられる確率がかなり限られることを物語っています。
欧州の一部地域を含めても全世界で合計200台規模という、近年のトヨタの限定車の中でも際立った希少性です。
このGRヤリス 限定100台という設定は、ニュルブルクリンク24時間耐久レース参戦で培った専用装備を持つ特別仕様車としての位置づけを、より強く印象づけています。
私のように限定という言葉に弱い人間だけでなく、世界中のGRファンやコレクターからも熱い視線が注がれる可能性は高いでしょう。
供給台数がきわめて少ないため、手に入れることができたオーナーは、トヨタの歴史における記念碑的なプロダクトの「守り手」になるような、特別な満足感を得られるはずです。
この希少性は、新車として購入できる幸運だけでなく、後々の「名車」としての地位を期待させる大きな要素になると感じています。
(出典:TOYOTA GAZOO Racing「GR YARIS MORIZO RR」)
MORIZO RRのスペック
MORIZO RRのスペックを細かく見ていくと、価格はまだ公表されていないものの、特別仕様車としての濃密な内容が手に取るように分かります。
※2026年5月時点の公式情報に基づいており、価格や詳細スペックは今後の発表で変更・追加される可能性があります。
まず外装には、空力性能の向上を目的とした専用のカーボンパーツやエアロパーツがこれでもかと投入されています。
具体的には、カーボン製の専用リヤウィング、エンジンフード、フロントスポイラー、サイドスカートが装着され、その質感はまさにスーパーカーの領域です。
走りへのこだわりが詰まった足回り
足回りには、ニュルで得た知見を反映した専用ショックアブソーバー・チューニングが奢られ、マットブロンズの専用ホイールカラーの奥には、イエロー塗装が施されたブレーキキャリパーが鎮座しています。
私が特に驚いたのは、ハードウェアだけでなく「MORIZO RR専用制御」のソフトウェアが搭載されている点です。
4WDモードセレクトに「MORIZO」モードが備わり、ニュルを安心して走り切るための前50:後50の駆動力配分が設定されているのです。
内装についても、上質なスエード表皮と鮮やかなイエローステッチ、そしてシリアルナンバー入りプレートが特別な空間を演出しています。
これら一つひとつの専用装備の内容を見ていけば、標準モデルとは別格のハイパフォーマンスモデルとして仕立てられていることが分かるから不思議です。
MORIZO RRの馬力

エンジン性能については、2024年のマイナーチェンジを経た現行GRヤリスのG16E-GTS型エンジンを前提に語られることが多いです。
MORIZO RRの馬力は、現時点で単体の出力向上こそ公式に明示されていないものの、現行GRヤリスでは最高出力304PS、最大トルク400N・m(40.8kgf・m)という数値を誇ります。
※2026年5月5日時点の公式情報に基づいており、価格や詳細スペックは今後の発表で変更・追加される可能性があります。
仮に数値自体が標準モデルの上位グレードであるRZ High-performanceと同等だとしても、重要なのはその「出力特性」と「伝え方」です。
専用制御を備えたGR-DATとの組み合わせにより、アクセルを踏み込んだ瞬間からパワーが淀みなく路面に伝わる感覚を、数値以上の力強さとして期待させてくれます。
数字以上に大切な「意のままに操れる」感覚
私自身、スポーツカーにおいて最高出力の数字だけを競う時代は終わったと感じています。
このMORIZO RRの価値は、強大なパワーを、MORIZO RR専用の4WD制御やサスペンションによって、いかに「手の内にある感覚」で扱えるかという点に集約されています。
極限の状態でも車がドライバーを裏切らない、その信頼関係を築くための車両全体の味付け。それこそが、この車のカタログスペックには現れない、本質的なパフォーマンスと言えるのではないでしょうか。
サーキットでのタイムだけでなく、ワインディングを流すだけでもその差を感じ取れる場面は多いはずです。
MORIZO RRの後部座席
究極の走行性能を追求したモデルだけに、室内空間が犠牲になっているのではないかと不安に思う方もいるでしょう。
しかし、MORIZO RRの後部座席については、2026年5月5日現在の公式ページ上では後席撤去や2人乗り化は大きく打ち出されておらず、ベースのGRヤリスと同じく実用性も意識したいところです。
過去のGRMNヤリスの一部仕様のように「後席撤去による2人乗り」と決めつける材料は見当たらない点は、使い勝手を気にする方にとって安心材料です。
ラグジュアリーな内装と実用性のバランス
内装には専用のスエード表皮やイエローステッチ、シリアルナンバー入りプレートが採用されていますが、後席へのアクセス自体は3ドア車特有の制限があります。
とはいえ、ちょっとした荷物を置いたり、近距離であれば人を乗せたりする使い方も想像できます。
内装全体が特別感のある仕立てのため、後部座席に人を乗せた際も「特別な車に乗っている」という満足感は共有できるでしょう。
ただし、本格的なファミリーユースや、大人が4人で長距離旅行に行くには室内高や足元のスペースは限られているため、セカンドカーとしての運用や、走りに妥協したくない個人のプライベートマシンとして捉えるのがスマートだと私は思います。
過去のモリゾウセレクションの価格

ここで一度、過去のモデルとの違いを整理しておきましょう。
2021年に発表された「GRヤリス RZ“High performance・モリゾウセレクション”」は、KINTO専用車として提供されたモデルでした。
当時のモリゾウ セレクション 価格は、月額54,340円(税込)からという設定で、アップデートやパーソナライズを前提とした「進化する車」というコンセプトでした。
今回のMORIZO RRとの決定的な違い
今回のMORIZO RRは、所有を前提にした限定販売と見られ、車両そのもののハードウェアも特別仕様車らしく磨き込まれています。
そのため、過去の価格帯とは単純に比較できず、価格についても2026年5月5日現在ではまだ未公表ですが、その分、手元に置ける一台としての満足感は相当に大きいはずです。
当時のモリゾウセレクションが「サービスの新しい形」だったのに対し、今回のMORIZO RRは「特別な工業製品」という違いがある、と私は解釈しています。
| 比較項目 | モリゾウセレクション(2021年) | MORIZO RR(2026年) |
|---|---|---|
| 車両ベース | RZ“High performance” | 進化型GRヤリスベースの特別仕様車 |
| トランスミッション | 6速MT | 8速AT(GR-DAT) |
| 販売方式 | KINTO限定(サブスク) | GR app抽選申し込み予定 |
| 価格・費用 | 月額54,340円〜 | 800万円台(予想) |
| 外装パーツ | モリゾウサイン・ロゴ加飾など | カーボン製専用リヤウィング、専用エアロパーツなど |
(出典:KINTO「KINTO専用GRヤリス“モリゾウセレクション”とGRヤリスの違い」)
GRヤリス MORIZO RRの価格の見通しと購入準備

ここからは、実際にこの限定100台を手に入れるための具体的なアクションと、購入後に期待できる資産としての側面を深掘りしていきましょう。
- 抽選はいつ始まるのか
- 申し込みと事前準備
- MORIZO RRは店頭で予約できるか
- 過去の限定車から占う将来的な価値
- レクサスLBXの同名モデルとの違い
抽選はいつ始まるのか
現在、メーカーからの公式なアナウンスでは、日本向けの展開は「2026年春以降」とされ、その後、2026年5月下旬に抽選申込開始予定であることも案内されています。
(出典:TOYOTA GAZOO Racing公式X「GRヤリス 特別仕様車の抽選について」)
抽選期間自体は未公表ですが、限定車だけに短期間になる可能性もあります。
チャンスを逃さないためのタイムライン
私たちが今できることは、常に情報の最前線にいることです。
限定100台という極小の枠に対して、多くの応募が集まることは十分に考えられます。
発表されてから準備を始めたのでは遅すぎます。
特に「5月下旬」という表現は、まさに今この瞬間も該当するため、毎日のように公式サイトやGR appをチェックし、いつ告知が出ても即座に反応できる体制を整えておくべきです。
情報を制する者が、100台の枠への切符を手にできる可能性を少しでも高めることができるのです。
申し込みと事前準備

今回の販売で最も注意すべきなのは、申し込みの入り口です。
MORIZO RRの申し込みは、スマートフォンアプリの「GR app」を通じた抽選申し込みとして案内されています。
これは、GRの新車抽選をアプリ限定で受け付ける、トヨタの新しい試みとも言えます。
今すぐ完了させるべき3つのステップ
ステップ1:お手持ちのスマートフォンに「GR app」をインストールしてください。
ステップ2:「TOYOTAアカウント」を作成し、アプリを使える状態にしておくこと。
ステップ3:通知設定を「オン」にしておくことです。
アプリ使用にはSMSが受信できるスマートフォンが必要とされているため、登録する電話番号に誤りがないかも再確認しておきましょう。
抽選が始まってからアプリが動かない、アカウントが分からないといったトラブルでチャンスを逃すのは、あまりにも勿体ない話です。

私と一緒に、今この瞬間に準備を完了させておきましょう!
抽選申し込みにあたっては、GR app内の案内に沿って必要事項を入力する流れになるはずです。
(出典:TOYOTA GAZOO Racing「GR app」)
あらかじめ、公式サイトやGR appの最新情報を確認しておくと、申し込み時にスムーズに動けますよ。
MORIZO RRは店頭で予約できるか
多くの方が期待している「馴染みの営業マンへの裏予約」や「店頭での先着予約」は、少なくとも公式に示されている流れでは前提になっていません。
先述の通り、MORIZO RRの申し込みはスマートフォン向けアプリ「GR app」を通じた抽選申し込みになるとアナウンスされています。
メーカー主導のアプリ抽選という形を取ることで、全国どこにいても公平にチャンスが与えられる一方で、個人のコネクションが通用しにくい厳しい戦いでもあります。
当選後の流れをイメージしておく
ただし、もし見事に当選した場合、その後の契約手続きやローンの相談、納車などは販売店とのやり取りが必要になる可能性があります。
そのため、抽選前からお近くのGR Garageを訪ねておき、「今度のMORIZO RRの抽選に応募するつもりです」と伝えておくことは無駄ではありません。
スタッフから公式に案内できる範囲の情報が聞けるかもしれませんし、当選した際の具体的なフローを把握しておくことで、精神的にも余裕を持って抽選結果を待つことができるでしょう。
過去の限定車から占う将来的な価値
「価格未公表の限定コンパクトスポーツ」と聞くと、一見すると非常に高額になるのではと思えます。
しかし、希少価値という観点で見れば、これほど注目を集める一台はそう多くないかもしれません。
たとえば、過去の限定車であるカッレ・ロバンペラエディションは、新車価格(845万円)という高額モデルでありながら、中古車市場でも高値で注目されやすい存在です。
リセールバリューを期待させる根拠
GRヤリス MORIZO RRは、日本にわずか100台。
この「100」という数字が持つ魔力は絶大です。
一度抽選が終わり、新車で買えなくなれば、欲しくても買えなかった熱心なファンやコレクターが、中古車市場に現れる個体を狙って、新車価格を意識した金額を提示する可能性は十分にあります。
また、純粋なガソリンエンジンのハイパフォーマンスカーは、今後の電動化の流れの中で存在感が増していく可能性があります。
まさに「時代の節目を象徴する内燃機関スポーツ」としての歴史的価値が、将来的な魅力を支えてくれるはずです。
もちろん、転売目的ではなく走りを愛する人に乗ってほしいのが本音ですが、この「価値が落ちにくいかもしれない」という期待は、購入に踏み切る大きな安心材料になるでしょう。
レクサスLBXの同名モデルとの違い
レクサスからも「LBX MORIZO RR」という同モデルが発売されています。
あちらも同じG16E-GTS型1.6LターボエンジンとAWDシステム、そしてDirect Shift-8ATを選べるモデルであり、価格は650万円(税込)〜となっています。
キャラクターの決定的な違い
レクサスLBXの方は、上質な乗り味とSUVとしての利便性を備えた「速いプレミアムSUV」です。
一方、今回ご紹介しているGRヤリスの方は、ニュル参戦で培った専用装備とカーボンパーツによる武装を施した、純粋な「レーシングハッチ」です。
| 比較項目 | GRヤリス MORIZO RR | レクサス LBX MORIZO RR |
|---|---|---|
| 車両コンセプト | ピュアスポーツ | プレミアムSUV |
| 価格目安 | 800万円台(予想) | 650万円(税込)〜 |
| 希少性 | 日本限定100台(激レア) | カタログモデル(一部限定車あり) |
| 主な特徴 | カーボン製専用リヤウィングなど | 上質な内外装・SUVの利便性 |
ストイックに走りを極めたい、あるいは限定車の特別感を追求したいならGRヤリス。
上質さと速さをさらりと楽しみたいならレクサス。
ご自身のライフスタイルと、車に求める優先順位を照らし合わせてみてください。
(出典:レクサス「LBX MORIZO RR」)
まとめ:GRヤリス MORIZO RRは価格未発表でも準備が決め手
GRヤリス MORIZO RRの価格は現時点で未公表ながら、この車に込められた技術、素材、そして「限定100台」という圧倒的な物語性を考えれば、かなり特別な一台になることは間違いないと私は感じています。
モリゾウ氏の情熱を形にしたこの一台は、日本の自動車史に残る存在になる可能性を十分に秘めているでしょう。
抽選への申し込みは専用アプリ「GR app」からという点だけは、絶対に忘れないでくださいね。
今は、いつ告知が来てもいいようにアカウント準備を万全にしておくのが、私たちにできる最善の策です。
正確な車両価格、発売時期、抽選の諸条件については、必ずトヨタ自動車の公式サイトやGR公式ニュースリリース、およびGR app内の最新情報を直接ご確認ください。
また、購入にあたっては税金や諸費用、維持費なども考慮し、信頼できる販売店や専門家に相談の上、ご自身の判断で検討を進めてください。
夢の一台を手にできる可能性を少しでも高めるのは、準備を怠らなかった人です。
私も一人の車ファンとして、皆さんがこの素晴らしいモデルとの縁に恵まれることを心から応援しています!
※本記事の内容は2026年5月5日時点での公開情報およびリサーチに基づいた個人的な見解です。実際の取引価格や車両仕様を断定するものではありません。
























